こんにちは。かなり久しぶりのブログアップデートです。
今まで何をしていたかというと、まあそれは後に書くとして。
今回は、Windows Azureアドベントカレンダーの兼ね合いでブログを書いております。
あと、1時間以内にアップできないと間に合わないのですが、罰ゲームとかないですよね。。。
今回は、Windows Azureのクラウド環境を初めて触る方のために、Azure本を紹介できればと思います!
とはいっても、私が読んだことのある本だけの紹介になってしまい少なめな感じですが、少しでも皆様の役に立てればと。(※原稿を速く仕上げるために、主にアマゾンのリンクになっております)
■1.クラウドのアプリケーションを初めて作ろうとしている方に!
本と言っておきながら、Webページの紹介になってしまっていますが、MSDN の以下のページの、「Windows Azure Queue - キュー ストレージのプログラミング」の「Azure キュー を使用してクラウド アプリケーションを構築する」から読むべきではないかと考えています。この章では、クラウドを利用したアプリケーションの基本が書かれており、大量のリクエストをどのように処理するのか?どのようにスケールするアプリケーションを設計するのか?など、クラウドならではの考え方が書かれています。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/cc994380
では、本の紹介です。
『Windows Azureアプリケーション開発入門 (MSDNプログラミングシリーズ)』
酒井さんの本!この本は、第二版がすでに出ていて、内容が古い感じがするのですが、コテコテしてなくて、サッパリした感じの仕上がりとなっているため、読みやすい本です。初期の本だけあって、WebRole、WorkerRole、QueueStorage、BlobStorage、TableStorageの基本的な使い方が書かれています。
あと、サッパリしているので、上記MSDNのページ内の、Windows Azure Table - テーブル ストレージのプログラミング、Windows Azure Blob - Blob ストレージのプログラミング、Windows Azure Queue - キュー ストレージのプログラミング も合わせて読めば完璧でしょう!
■2.ちょっと深く何ができるのか知りたくなってきた方に!
『Windows Azure実践クラウド・プログラミングfor C#/Visual Basic/PHP』
徐々に深く入っていくときに、こんなこともできるんだ!と思わせられる本。このあたりから自分に適したAzureの使い方を身に付けていけるんでしょうね。
■3.クラウドのアプリケーションなんだから、facebookとか、その他のサービスと連携して、夢が広がるアプリを作りたくなってきた方に!
『G-CLOUD Magazine 2011 Summer』
この号には、Windows Azureから、facebookを使用するアプリの作成方法や、Microsoft Translatorとの連携による音声アプリなど、クラウドならではの面白いアプリの作り方が紹介されてます。C#を使ったコードで書かれているので、勉強になると思います!
以下のサイトからPDF版も発売されているようなので、お値打ちな感じです!
https://gihyo.jp/dp/information/promotion/201111/2801
■4.Windows PhoneやiPhoneなどのスマフォとクラウドを使ったアプリを作ってみたくなった方に!
『G-CLOUD Magazine 2011』
Windows Phoneと通知を、Windows Azureを利用して実現している記事が書かれています。雑誌の記事になっているので、サッパリとした感じのコードとなっており、理解しやすいのではないかと思います。
『G-CLOUD Magazine 2011 Autumn』
iOSのアプリで、Windows Azure上のデータを扱う方法が書かれています。Windows Azureはマイクロソフトの製品だけではなく、色々なデバイスと連携することが容易であることがわかるのではないかと思います。
で、こちらの雑誌も以下のサイトからPDF版も発売されているようなので、お値打ちな感じですね!
https://gihyo.jp/dp/information/promotion/201111/2801
■5.Linuxなど他のシステムからWindows Azureが使えないか模索している方に!
『プログラミング Windows Azure』
この本は基本も書かれておりますが、他の本には書かれていないBlobストレージなどへのREST APIの動作などが紹介されたかなりマニアックな内容となっております。SDKを使えば、全く知る必要がないREST APIが紹介されているので、LinuxやMacOSなどで、libcurlとか使って、クラウド対応したいと考えている人は良いのではないかと考えています。わたしも、いつかは libcluscoreを、Windows Azure対応したいと考えています。
■6.たぶん、初めての方から上級者の方まで!
『Windows Azureエンタープライズアプリケーション開発技法』
Windows Azure によるアプリケーション開発基礎で書かれている内容が、書籍になったのかな?(本ブログ執筆時点では発売されていないので、想像です)パワポの文字だけで説明が少ないためこの本と合わせて読むとわかりやすいのかもしれません。私は、赤間さんのパワポ+プレゼンで育った感じなんです。実は。なので、 超!すごく!期待!注目!な本です!
ということで、ざっと紹介しましたが、皆さんのお役にたてた紹介になればと思います。
あとは、C#の本ですね!