Windows Phone 7 のローンチイベントが先日行われました。今までの Windows CEベースの、Pocket PCやWindows Mobileとは異なり、デバイス単位にビルドされたロムを使用するのではなく、iPhoneのように、OSのイメージをマイクロソフトが配信するようです。また、マルチタスクの問題などWindowsCEを携帯端末で利用する際に問題だった箇所をすべて解消して、全く新しいプラットフォームとして生まれ変わっています。プログラムの実行方法も変わっているので、今までのWindows Mobileのアプリは動作しません。
ビデオ
http://www.microsoft.com/presspass/presskits/windowsphone/videogallery.aspx?contentID=wp7_unveil01
iPhoneに似せて作ったOSではなく、完全なオリジナルです。また、.Net Frameworkをベースに、Silverlightと、XNAでアプリを作ることも、マイクロソフトの強みです。
Silverlightは、iOSでいうところのCoreAnimationかな。CoreAnimationというより、オーサリングツールも充実しているので、Flashともいえるかも。
XNAは、iOSでいうところのOpenGL ESですね。とはいえ、ゲームなどを作るための仕組みが入っている分、 OpenGL ESよりも格段に整っていて作りやすいと思います。XBOXのユーザ向けフレームワークでもあります。
これは楽しみですね。